エレベーターを設置して築25年を過ぎた頃を目安にリニューアルを検討する必要性が出てきます。その際、撤去新設または部分的にリニューアルする方がいいのか、エレベーターの劣化状態や利用状況、ご予算などを考慮した上でご提案させていただきます。

リニューアルと撤去新設の比較


リニューアルの場合、メーカーの撤去新設に比べて費用は3分の1工期4分の1での施工が可能です。

リニューアル 撤去新設
作業内容 部分的に部品を取り替える エレベーター全てを撤去
工事期間 平均5日間 約1カ月
費用の目安 400~700万円 1,200~1,500万円
申請 建築確認申請の届出が不要 建築確認申請の届出が必要

リニューアル

制御リニューアルは制御修繕(制御盤)、意匠修繕(インジケーター関連)、乗場修繕等、部分的に経年劣化した部品を主に取り替える工法です。

この方式の工事は、施工主のニーズやエレベーターの状態に合わせて交換する部品を最小限に抑えることができるので、工事期間(平均5日間)は短期間で済みます。尚、この工事に建築確認申請の必要はありません。

部分的に部品を取り替える

工事期間は平均5日間

費用の目安 400~700万円

建築確認申請の届出が不要

西部エレベーターサービス  リニューアル

■リニューアルの流れ  工期は平均5日間での施工が可能です!

1日目 古い部品の撤去
2日目 新しい部品を設置
3日目 結線
4日目 動かしながら調整
5日目 最終調整後お引渡し

撤去新設

撤去新設は、建物からエレベーターの全構成機器を撤去し、すべての部品を最新機種等に取り替える工法です。
この方式の工事は、工事期間(約1カ月)が長いことから、一般的には建物全体の工事に付随して行われることが多い工事形態です。 工事内容は、エレベーター本体工事にとどまらず、建築関連工事及び電気設備工事が付随して行われ、エレベーター本体工事に比べて、付随する建築関連工事・電気設備工事が大きなウェイトを占める工事となっており、建築確認申請の届出が必要になります。

エレベーター全てを撤去

工事期間は約1カ月

費用の目安1,200~1,500万円

建築確認申請の届出が必要

※費用について:リニューアルの方法や交換部位、仕様、オプションの追加等により、かかる費用も大きく異なります。既設のエレベーターの仕様もマンションやビルによって違いがあり、完成後のイメージから希望するオプション仕様も異なるため、あくまでも目安の価格となります。

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