【エレベーターリニューアル】エレベーターリニューアルの費用とは

投稿日 2022年3月17日
更新日 2023年12月12日
著者西部エレベーターサービス
カテゴリーオーナー様サポート

エレベーターを長期間使用していると、どうしても故障や劣化は避けられません。こういった事態は、定期的に適切なメンテナンスを行っていても起こり得るため、エレベーターには必ずリニューアルが必要です。そこで、福岡・長崎を中心にエレベーターの保守管理・点検を行う西部エレベーターサービスが、エレベーターリニューアルのタイミングと工事の種類や費用などを紹介します。

エレベーターリニューアルを行う最適なタイミングとは

エレベーターリニューアルを的確に行うには、最適なタイミングを知っておく必要があります。

エレベーターリニューアルに最適なタイミングは2つ

エレベーターをリニューアルする主なタイミングは、経年劣化によるトラブル・部品供給停止のお知らせの2つです。また、そのタイミングで保守管理費用の見直しも行います。

経年劣化によるトラブル

エレベーターの定期的なメンテナンスを行っていても、経年劣化によるトラブルは避けられません。経年劣化とは長期間の使用による機械の摩耗のことで、通常の使い方をしていても起こります。この、経年劣化に至る年数の参考値の1つが耐用年数です。国税庁の法定償却耐用年数（減価償却）が17年で、エレベーターメーカーや建築・設備維持保全推進協会による耐用年数は、20〜25年とされています。そのため、おおむね17〜25年程度が経年劣化の目安と考えてよさそうです。

部品供給停止のお知らせ

エレベーターメーカーでは、部品の備蓄や代替品の製造を行っています。そのため、部品の劣化によるトラブルが発生しても、ほとんどのケースでは交換が可能です。ただし、すでに生産を終了している機種については、部品の備蓄がなくなり次第「部品供給停止のお知らせ」がHPなどに掲載されます。該当する部品が使われている機種は、その劣化が確認されたタイミングでリニューアルが必要になります。

保守費用の見直し

エレベーターは年に1度の法定検査が義務付けられています。また、安定的な運行維持のためには、専門保守会社による保守管理が必要です。ただし、メーカーによる保守管理は費用が割高なことが少なくありません。そのため、エレベーターリニューアルを検討する際には、同時に保守会社の見直しを行うことが大切です。

エレベーターリニューアル工事の種類と費用

エレベーターリニューアル工事の種類は主に2つ

エレベーターリニューアル工事には、劣化具合などによって主に2つの方式があります。方式によって費用も異なるため、事前に把握しておくと安心です。

全撤去新設

既存のエレベーターを撤去して、新規エレベーターを設置する方式です。すべてを入れ替えるため費用は高額で、1基あたり1,200～1,500万円程度が相場です。工期も長く、1カ月程度は考えておく必要があります。

部分的にリニューアル

故障や傷みのある部分だけを改修する方式で、制御リニューアルとも呼ばれます。一部分の修復のため最も費用がかからず、相場は1基あたり400〜700万円程度です。工期は、故障や傷みのある箇所によって3日〜2週間程度と幅があります。

当社でのリニューアルの場合、メーカーの撤去新設に比べて費用は3分の1、工期4分の1での施工が可能です。

西部エレベーターサービスでのリニューアル工事は、お客様のニーズやエレベーターの状態に合わせて交換する部品を最小限に抑えられるため、工期と費用を削減できます。

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独立系施工会社に依頼するメリット

エレベーターリニューアルは、メーカーだけでなく独立系施工会社への依頼も可能です。

独立系施工会社に依頼する2つのメリット

エレベーターリニューアルを独立系施工会社に依頼するメリットとしては、いずれのメーカーの機種にも対応可能な点と、リニューアルや保守管理の費用軽減が可能という2点が挙げられます。

メリット1.対応機種が多い

メーカーでは、原則として自社が製造・販売したエレベーターだけをリニューアルします。一方の独立系施工会社は、メーカーに関係なくあらゆる機種のリニューアルが可能です。そのため、経験豊富な独立系施工会社の中には技術に優れ、リニューアル工法を独自に開発している会社もあるほどです。

メリット2.費用が軽減できる

独立系施工会社では、リニューアルや保守管理の費用がリーズナブルです。その要因としては、自社でエレベーターの開発・製造を行っていない点が挙げられます。開発・製造コストが必要ない分だけ、リニューアルや保守管理の費用をリーズナブルにできるのです。

エレベーターのリニューアルは実績豊富な西部エレベーターサービスへ！

福岡・長崎の西部エレベーターサービスには数多くの経験と実績がございます。ロープ式、油圧式のほか巻胴式も取り扱っており、エレベーターリニューアル工事の竣工実績も飛躍的に増加しております。

独立系のエレベーター会社である西部エレベーターサービスは、長崎県内でエレベーター（昇降機）1,000台以上を保守管理しており、シェアNo.1、豊富な実績数を誇ります。エレベーター保守会社として40年以上の歴史を積み重ね、現在では県外の対応エリア全体でも5,000台を超えるエレベーターの保守・メンテナンスを行っております。エレベーターのメンテナンス（保守点検）・法定検査に関することなら当社にお任せください。培った技術力と他社にも負けないきめ細やかな対応で、利用者様のニーズに適した保守メンテナンスを模索し続けています。